■会長の時間
この度の東日本大震災ならびに津波で被災された皆様、また被災地に所縁の深いご関係の皆様に心からお見舞い申し上げます。
日本の首相が国連演説やG8サミットのような世界の舞台で発言をしても直ぐに退陣、政権交代して「国際公約が反故される」というレッテルを付けられている外交のまずさや内輪のゴタゴタを世界に露呈している現状を先週卓話で話題に出し、無責任なトップ発言を懸念していましたが、民主党代議士会での菅首相の「若い世代へ引継ぎ」発言も2日の内閣不信任案が否決されるや「退陣表明ではない」と一転「一定のめどがつくまでとの実質続投」狡猾宣言となりました。
未だに復興のめどが立たず避難所生活を余儀なくされている被災者の方々にとって今回の永田町権力争いは「被災者置き去り」で「一体誰を相手にすればよいのか?」「日本はおかしい」とまで国外メディアがドタバタ劇を酷評。一体いつになったら復興基本法案や第2次補正予算案成立となるのでしょうか?何をもって「一定のめど」なのでしょうか?強いリーダーシップが感じられない先が見えない状況ですが、「法律の壁云々の言い訳や理屈を並べず、何が大事か?即決具現化」、被災者の声が国に聞き届けられるよう茶番劇はやめて一日も早い復興への明るい兆しを見たいものです。
今米国メディアで希望の光「奇跡の写真」が話題になっていますが、ハワイのビーチに遊びにきた家族連れに偶然声をかけスナップ写真を一緒に撮った男性が実は両親の離婚で38年間に別れた兄弟だったという偶然の引き合わせです。アメリカ本土からハワイに一緒に渡った父親を亡くし天蓋孤独と思っていた彼にとっては唯一の肉親との再会で、38年間の穴を埋め合わせるように今は毎日長距離電話で話しているそうです。瓦礫の撤去作業が遅々として進まず未だに行方不明の肉親と再会できない方々も多くいらっしゃいますが、一日早く家族の元へと戻って心安まりますよう奇跡を信じ祈っています。
国内国外問わず多くの義援金も集まっていますが被災者の手元には1-1.5割程度しか行き渡っておらず支援物資も滞留状態です。被災地の状況やニーズは日々刻々と変わってきていますのでロータリーの絆や各会員の人脈を通じ現地のタイムリーな情報を集め民間レベルでできることまた当クラブとして出来ることなど知恵を絞り直接交流での直接的な支援や規模によっては情報を共有したIM5組や地区と相談しながらロータリアンとして真価を発揮しなければなりません。来週10日は10周年記念式典が控えています。
気持ちを新たに復興再興に向けての支援を継続して行いましょう。
【来客紹介】 |
1名 |
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【出席報告】 |
23年6月3日(第459回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
28名 |
1名 |
23名 |
4名 |
85.19% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)ロータリーの友(6月号) 2)月間地区出席報告(4月分)
3)地区大会記録誌 4)10周年打合せ資料
〔回覧資料〕
1)他クラブより例会変更のお知らせ(大阪北梅田RC・大阪イブニングRC)