■会長の時間
今月は、ロータリークラブでは「疾病予防と治療月間」となっています。
今月のガバナー月信に宮里ガバナーが次のような趣旨のことを書かれています。
「ロータリーは世界でポリオ根絶に向けて前進しており、この活動はHIV、マラリア、結核との戦いでも成果を上げています。しかし世界には少なくとも4億人以上の必要な医療を受けられない人々がいます。ロシアのウクライナ侵攻により多くの難民が厳しい環境にいます。・・・このような人々のためにロータリー会員はしっかりと活動していく必要があります。」
日本も戦後復興にあたり多くの支援をいただきました。国連のユニセフをはじめ多くの寄付、アメリカのガリオア基金やエロア基金からの資金供給を受けたと聞きます。黒部ダムや東海道新幹線、東名神高速道路は世界銀行の融資でできたそうです。私たちもできるだけの支援をしていきたいと思います。しかしその一方で根本的な問題解決も重要だと思います。WHOはユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)という考え方を提唱しています。物理的アクセス、社会・習慣的アクセス、経済的アクセス、この3つのアクセスという面から問題を解決していこうというものです。病院があり医師・看護士がいて薬・機材があること。医療のことを知らない、宗教・家族の問題、言葉の問題。そして経済的問題。
日本は皆保険制度をベースにUHCを実現した数少ない国として注目されています。2017年にはUHCフォーラムが日本で開催されました。味の素やリーバーといった日本企業がこの活動に参画しているそうです。
ロータリーでは、基本的教育と識字率向上や平和構築と紛争予防などの活動もしています。このようなことに直接何かができるといったことはなかなかありませんが、当クラブの活動に参加することで、間接的にでも貢献できればと願っております。
12月1日の国内の新型コロナ感染者は118,201人、重症者339人、死亡者182人。感染者数累計は24,911,367人、日本の人口の約2割、死亡者数累計は49,826人、感染者の0.2%に達しています。夏の第7波の時より増え方は緩やかですが確実に増えていっています。毒性は弱まっているように思います、緊急承認された治療薬「ゾコーバ」にも大変期待していますが、まだまだ予断を許しませんので対策は怠らないようにしていきましょう。自分の身は自分で守ることを再認識してください。
「疾病予防と治療月間」が、世界への医療貢献と皆様ご自身の健康について考えていただく機会となれば幸いです。
ロータリーフェスティバルもなんとか開催できることを心より祈っています。
【来客紹介】 |
0名 |
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【出席報告】 |
4年12月2日(第925回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
40名 |
0名 |
29名 |
11名 |
72.5% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)ロータリーの友(12月号) 2)オンライン職業奉仕セミナーのご案内
〔メール送信〕
1)ガバナー月信(12月号) ⇒ 12/1 配信 2)ロータリーの友12月号 推奨記事と関連記事のご紹介 ⇒ 12/2 配信