■会長の時間
【灘のけんか祭り】
先週の会長の時間は近況報告をさせて頂きましたが、今週からはいつもの通り祭りの話をさせて頂きます。
灘のけんか祭りは姫路市白浜町の松原八幡神社で10月14日・15日に秋季例祭として行われます。古めかしい神輿をぶつけ合う特殊な神事によって、天下の奇祭とよばれ、全国の数ある「けんか祭り」の中でも国内最大級の祭りとして認知されています。この神輿練りのほか、華やかな屋台を盛大に練り競う勇壮豪華な屋台練りは海外にまで知られるようになりました。祭りの担い手は、松原八幡神社の氏子たちで、東山・木場・松原・八家・妻鹿・宇佐崎・中村の旧7カ村の氏子たちが競い合って祭りを盛り立てます。
灘の地区の人々は正月やお盆よりも、この祭りのために1年間を暮らしてきていると言っても過言ではありません。当日は朝風呂につかり心身の疲れや汚れを落とし、身を浄めます。それぞれ各家でふるまい酒や祭り料理を味わい、祭り装束に身を固めます。
14日宵宮の見どころは2か所あります。一つ目は屋台の宮入の時です。「ヨーイヤサー・ヨーイヤサー」の掛け声と共に、7カ村の屋台が競い合って、高々と持ち上げられる時に拍手が起こります。すべての屋台が宮入すると、松原・鹿妻地区の獅子舞が奉納されます。次の見どころは宮出しの時です。境内の中、楼門の外、それぞれの場所で屋台同士が激しく、荒々しく、ぶつかり、練り合わせが行われます。時には3台・4台の屋台が練り合わされます。練り合わされる度に、観客から大きな拍手が起こります。
本宮の朝は早い。午前5時真っ暗闇の境内の中で清めの儀、神官からお祓いを受ける。ちょうど同時刻に年番を務める地域では、「一の丸」「二の丸」「三の丸」と書かれた神輿旗を押し立てて、海の中に入り禊をする。宵宮と同じようにそれぞれの地域の屋台が宮入りした後、「一の丸」に応神天皇、「二の丸」に神功皇后、「三の丸」にヒメノオオカミ、それぞれの神が乗り移られた神輿を練り上げ、はげしくぶつけ合います。屋根が壊れようが柱が折れようがお構いなしにぶつけ合います。これがけんか祭りと言われる所以となっています。ひとしきり神輿の練り合わせが終わると、神社の西側にある御旅山への神官渡御が始まります。7台の屋台と三つの神輿が氏子たちに担がれて登っていきます。灘のけんか祭りは男たちの血を湧きたたせる壮絶な祭りです。
【来客紹介】 |
0名 |
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【出席報告】 |
3年3月12日(第867回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
38名 |
2名 |
22名 |
14名 |
61.11% |
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【幹事報告】
〔全会員メールBOXへ〕
1)第9回理事会報告 2)次年度 理事・役員・委員会構成表(案)
〔回覧資料〕
1)ガバナー補佐訪問・クラブ協議会 出欠表 2)春の公式ゴルフコンペ 出欠表