■会長の時間
東京・神奈川に大雨・洪水警報が出されるほど関東地方は早朝からの局地的な豪雨で、北関東も午後から荒れ模様のようですが、昨晩の関西地方の雨雲が一足早く東へ移動してくれたお陰で明日の天気予報は快晴! 暖かな一日となることを祈りましょう。
子供達に夢を与えるUSJでのRotary Xmas本番、明日は愛情一杯で温かく子供達に接してあげてください。
夢と言えば、米航空宇宙局(NASA)が事前に会見予告を行っていたことで、各国メディアが「人間以外の知的生命体の発見か?」と宇宙ロマンの夢に期待を膨らませて会見発表を待っていましたが、米国時間2日のワシントンでの記者会見で発表されたのは・・・
『通常生物にとって有毒とされていたヒ素をリンの代用としてDNA(デオキシリボ核酸)に取込み成長する新種の細菌「GFAJ-1株」が米カリフォルニアの塩湖「Mono Lake」で発見された。太陽系内での生命体に於ける今後の探索で、より広範囲で多様に、未知の生命体について考慮すべきである。』
というもので、「生命の定義を変えるような重要な発見」と成果を強調しました。確かに「炭素・酸素・水素・窒素・硫黄・リンの6元素が生命にとっては不可欠」と考えられていたため、「今回の発見で、完全に違った環境(6元素が揃っていなくても)の星でも生命体が存在できることが証明された」「宇宙に人間以外の知的生命体が存在する可能性が高まった」「地球上に地球生命体の基本公式を破るものが存在した」などの「画期的な凄い発見」との評価が集まりました。「誰も予想しなかった生命体が、宇宙のどこかに存在する可能性の展望が開けた」のは事実ですが、一般の人々は「新しい細菌発見や、可能性の話ではなく、エイリアンとの出会い」に期待していたようで、「がっかり」コメントが多数でした。
むしろ「アポロ以来、人類史上初めて月以外の地球外天体(地球から3億Km離れた小惑星イトカワ)から物質(微粒子約1500個)を持ち帰った日本の小惑星探査機「はやぶさ」(7年余りの長い宇宙の旅を終え、今年6月オーストラリア・ウーメラ地域の砂漠に帰還)の成功」が大々的に報じられ、11/16に「微粒子の大半が小惑星イトカワのものであることが確認」されたことが「世界初の快挙」「これまでは小惑星の物質を入手する手段はなかったが、日本の高い技術が突破口を開いた」と高く評価されたことで、NASA側があせって「異例の会見予告」との専門家の見方です。今回のNASAの発見は自然環境ではなく、あくまで実験室での人工的な環境(ヒ素の多い培養液)において成長する「細菌」を発見したというレベルの話で天然に存在している訳ではなく、本来なら更に実験を重ね「より高い可能性の根拠」を基に「発表」するハズが、「単なる可能性」「(6元素存在前提での)宇宙探索の見落とし考慮」レベルの会見内容となりました。
いずれにしても、「はやぶさ」の快挙に続き、金星探査衛星「あかつき」も順調に飛行中なので夢はどんどん膨らみますね。
【来客紹介】 |
0名 |
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【出席報告】 |
22年12月3日(第438回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
27名 |
1名 |
22名 |
4名 |
84.62% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)ロータリーの友(12月号) 2)月間地区出席報告(10月分)