■会長の時間
【葵祭】
葵祭は祇園祭、時代祭と並び京都の三大祭りで、その中でも最も古い祭りと言われています。正式名称は賀茂祭、上賀茂神社と下賀茂神社の祭礼となっています。起源は、今から1400年前、欽明天皇(540年~571年)の時代に、大凶作にも見舞われ疫病が流行り、困り果てた天皇が占わせたところ、この災いは賀茂の神々の祟りであるという事が解り、この災いを収めるために、勅使を使わし祭礼を行ったのが、この祭りの起源とされています。
葵祭での有名なイベントは二つあります。一つは勅使の行列の前、5月3日に行われる流鏑馬神事です。糺の森の真ん中にある全長500mの馬場を、公家風装束や武家風装束の射手達が疾走する馬上から3つの的を射抜くという行事です。
もう一つは5月15日の斎王代行列です。行列の総勢は500名ほどで、京都御所から下賀茂神社を経由して上賀茂神社まで8Kmの道のりを平安朝の衣装を纏って、しずしずと歩きます。牛車、輿、冠などは、すべて葵の葉で飾られていて、さながら王朝絵巻を見ているように優雅に見えるそうです。賀茂祭なのに、何故、葵祭かというと二葉葵は上賀茂神社、下賀茂神社のご神紋であり、祟りを諫めるために、行列のすべてを葵の葉で飾ったからだと言われています。ちなみに徳川家の家紋は三つ葉葵であり、徳川家康は、上賀茂神社を大いに崇敬して、葵祭を盛り立てたと言われています。
主役となる斎王代ですが、良家の子女が選ばれます。一般公募してオーデションでという事ではなく、数千万円と言われる費用が負担できるという事が条件なので、京都ゆかりの寺社、文化人、実業家などの令嬢が推薦等で選ばれるというのが通例となっています。華道の池坊家、茶道の裏千家、料亭菊乃井のお嬢さんたちが歴代の斎王代を務められています。
【来客紹介】 |
0名 |
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【出席報告】 |
2年12月11日(第863回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
38名 |
1名 |
23名 |
14名 |
62.16% |
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【幹事報告】
〔全会員メールBOXへ〕 1)第6回理事会報告
〔メール送信〕 1)外出自粛要請への地区大会の対応について ⇒ 12/4 配信
2)2020-21年度 地区大会「オンライン参加方法」 ⇒ 12/9 配信