■会長の時間
10月は米山月間、11月はロータリー財団月間になっていますが、今回は米山記念奨学会についてお話をしたいと思います。
米山梅吉は日本のロータリーの創始者で1920年10月に東京ロータリークラブを創立しました。幹事は福島喜三次で日本のロータリークラブの第一歩となりました。
米山梅吉(1868~1946)は奈良県、大和国高取藩和田氏の子息として東京に生まれ、父の死後、母の故郷静岡県(現、米山梅吉記念館近く)に移り、中学生まで過ごしました。1883年に上京し87年米山家養子として入籍、同年渡米し学問を修め1895年帰国。1918年再渡米中、ダラス・ロータリークラブ会員の福島喜三次(1881~1946)の紹介によりロータリークラブに出会います。
帰国後の1920年10月東京ロータリークラブを創立し会長に就任、幹事は福島喜三次となります。これが日本のロータリークラブの第一歩となりました。1952年、東京RCは彼の功績を記念し、日本で学ぶ外国人留学生に対して支援を行う「米山奨学制度」を構想し、現在の「ロータリー米山記念奨学会」につながっています。
日本独自のプログラムですが、国際ロータリー(RI)からも国内34地区の多地区合同活動事業として認められています。
1967年に財団法人設立、2012年1月には公益財団法人に移行しています。2019年4月採用の奨学生数は全国で869人と
国内最大規模で、これまでに累計で世界129の国と地域からの留学生21,024人を支援しています。(2019年7月1日現在)
米山奨学生には地域のロータリークラブから「世話クラブ」が選ばれ、会員の一人が「カウンセラー」となって日常の相談相手や交流の橋渡し役となっています。
奨学金は大学・大学院生、それ以外の教育機関を対象にしたものに分れ、奨学金・期間もプログラムによりシステムの変化が有ります。奨学生たちは、奨学期間終了後も「ロータリー学友」として活躍しています。
会員の皆様からの寄付金で運営されている財団ですが、私たちのクラブでの取り扱いは、会費の中より1人当たり年間10,000円(普通寄付5,000円、特別寄付5,000円)を米山財団に寄付しています。米山への寄付は、個人・法人・クラブそれぞれに累積し、一定金額に達した時点で米山功労者・米山特別功労法人・米山功労クラブの称号が贈られます。
詳しく知りたい方は毎年配布される 『ロータリー米山記念奨学事業』 豆辞典をご確認ください。
【来客紹介】 |
0名 |
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【出席報告】 |
1年11月22日(第828回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
38名 |
2名 |
26名 |
10名 |
72.22% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕 特にありません
〔回覧資料〕 特にありません