■会長の時間
【ポリオ撲滅活動のこれまで】
10月24日が世界ポリオデーであることは、すでにお話しましたが、それでは、ロータリークラブがいつからポリオ撲滅に向けて活動をすることになったのか、そして、どのような活動をしてきたのかを、見てみたいと思います。
まず、1894年に米国バーモント州におけるポリオの流行で、18人が死亡、132人が麻痺症状にかかり、さらに、1916年には、ニューヨーク市で大流行し、2000人以上が死亡した。米国全土では約6000人が亡くなり、数千人が麻痺障害にかかった。
このころ、治療薬はなく、呼吸不全になった患者用に「鉄の肺」と呼ばれる人工呼吸器が開発され使用された。
1955にジョナス・ソーク博士が開発したワクチンが「安全で効果的」と宣言され、1960年、アルバート・セービン博士が開発した
経口ポリオワクチンが米国政府から認可された。
1979年、ロータリクラブにより、フィリピンの600万人以上の子供のためにポリオワクチンを購入・輸送するプロジェクトが開始
された。
1988年、国際ロータリーと世界保健機関が「世界ポリオ撲滅推進活動」を立ち上げた。当時の症例数は、125か国で推定35万
人以上であった。
1995年、中国とインドで、1億5000万人のこどもにワクチンが投与された。
2000年、5億5000万人の子供に経口ポリオワクチンが投与された。
2004年、アフリカ23か国で8000万人の子供に一斉予防接種。
2006年、ポリオ常在国数4か国(アフガニスタン、インド、ナイジェリア、パキスタン)
2012年、ポリオ常在国数3か国(アフガニスタン、ナイジェリア、パキスタン)
この間、ロータリーの寄付総額は10億ドルを超えており、これらの資金は、発生への対応、予防接種、監視活動、といったポリオ撲滅活動に役立てられています。
【来客紹介】 |
2名 |
|
【出席報告】 |
30年10月19日(第782回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
34名 |
0名 |
23名 |
11名 |
67.65% |
|
|
【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)バザーの詳細について 2)ウエルカム例会のご案内