■会長の時間
今日は最近のニュースから、難民についてお話し致します。
難民の話題と言えば、皆さんもご存じの緒方貞子さんに触れない訳には参りません。数有る功績の中でも、UNHCR・国連難民高等弁務官として、ボスニアヘルツェゴビナでのオペレーションを、NATO軍司令官のボスとして指揮されたことがまだ記憶に新しいです。
昨日恵と明日の例会で難民を話題にするつもりと、晩御飯しながら話していたところ、朝刊に緒方さんの後任弁務官・MRグテレスさんのインタビュー記事が出ていましたので、そこからも引用したいと思います。
世界の難民は昨年末で5950万人、これは日本の人口の半分に相当します。パリ同時テロの実行犯が、難民に紛れ込んでいたことから、受け入れを拒否する動きが広まっていることについては、アクセントや質問への答えから、出身地を割り出すノウハウをUNHCRは蓄積している。さらに日本は難民受け入れに慎重とも。
古い法律の壁が障害で、難民から見ると距離が遠く、言葉や生活習慣も異なり、そういう意味からもたくさんの難民が日本を目指すとは思えず、色々な意味で遠い国になっていると思います。
仮に私が国を捨てなければならない究極の環境にあるとすれば、親族、友人、知人を頼ります。いずれは帰国を果たしたいとおもいつつ、アメリカかシンガポール、またはアジアのどこかになるような気がしています。
遠い国、日本を希望する難民には、そうした究極の選択先であることも汲み取り、政府も前向きな難民政策を打ち出してもらいたいと思います。
またロータリーもポリオにつぐ実践策として取り組む時期にきているとも感じています。
ありがとうございます。

秋山　千尋　＝先日、体調不良で突然入院しなくてはならなくなりました。　１０日程で退院しましたが、日頃の健康管理がいかに
　　　　　　　　　大事かという事がこの年令になり、いまさら良く分かりました。
　　　　　　　　　会員の皆様方も日々の健康管理に充分ご留意下さい。
福島　三雄　＝囲碁のプロ棋士で大阪出身の井山裕太９段（２６才）が、棋聖、名人、本因坊、王座、碁聖についで天元を奪還し、
　　　　　　　　　六冠に復冠しました。　残すは十段のみとなりました。
花谷　尚嗣　＝ＵＳＪの社長が変わりました。　どうなるのか・・・
橋本　　勉　＝１１/２４の検査で、晴れて病気が完治したと医者のお墨付きを頂きました。
　　　　　　　　　ご心配頂きました会員の皆様にご報告致します。
川上　大雄　＝ちょっと早いですが、年末のご挨拶に芦屋の食卓シリーズの“そばつゆ” “とりだし” “香りだし醤油”をお持ちしました
　　　　　　　　　ので是非ご自宅でお楽しみ下さい。　もうてばっかりで悪いなあと思われる方は、是非御歳暮・ご自宅用にホームペー
　　　　　　　　　ジでご注文いただきまうよう、よろしくお願いします。
久保田秀一　＝寒くなって来ました。　みなさん体に気をつけましょう。
大屋　準一　＝原節子さんが他界されました。　北の湖さんに続いて最近亡くなる方はほとんどの人が知っている人です。
　　　　　　　　まさに「オールドブラックジョー」の心境になっています。
斎藤　清貴　＝季節が変わりました。　急に寒くなりましたね！

「財源と補助金について」
1.ロータリー財団の財源（活動資金の原資）
①年次基金への寄付
奉仕プロジェクト（ＰＪ）に対する補助金等、各クラブの奉仕活動や活動プログラムの支援に充てられる。【本年度2660地区の目標150＄/一人】
年次基金寄付にポリオプラス基金を加算し、寄付累計1000＄を寄付すると、ポールハリスフェローの称号を与えられ、更に1000＄増える毎にマルチプルポールハリスフェロー1.回目.2回目と呼ばれる。
②恒久基金への寄付
寄付金の元金はＲＩに永久に貯蓄され、その運用益のみが財団の活動プログラムに充てられる。恒久基金に1000＄を寄付する毎にべネファクターという称号が与えられる。
③ポリオプラス基金への寄付
ポリオプラス・プログラムに対する限定的な寄付で、ポリオ撲滅はＲＩ及び財団の第一優先活動項目にあげられている。【本年度2660地区の目標50＄/一人】
2.補助金の種類
①グローバル補助金【ＧＧ】
（6重点分野における大規模な国際ＰＪを支援する）
ＰＪ総額　　　　　　　　　　　　　　　30,000＄以上に対して
補助金額　ＷＦ（国際財団活動資金）　　15,000＄以上　　
　　　　　　　ＤＤＦ（地区財団活動資金）　20,000＄まで（代表提提唱）　／ 5,000＄まで（共同提唱）
②地区補助金【ＤＧ】
（地元と海外における奉仕活動を支援する）
ＰＪ総額の下限は無し
補助金額　ＤＤＦのみ　　　　　　基本として、対象となる活動費の半額　　　

何れの補助金申請に際しても、年次基金への寄付実績により受け取る補助金額に影響が出ます。
1人当たりの年次基金寄付額が　150＄以上　⇒100％　　・　100～149＄ ⇒90％　・　99＄以下　⇒80%　　　
寄付を実践し、奉仕活動に還元することが大切です。

「第14回ロータリーXmas in USJ 」実施要項
1.目　的　　テーマ：「こどももおとなも笑顔満開♪」
　日頃は施設で集団生活を送る幼い子供たちに家庭的な温もりを感じてもらえるよう、一対一で手をつなぎ、心の触れ合いを大切に
　した奉仕を目指します。安全を第一に、「こどもたちの笑顔が満開」の一日になるよう、頑張りましょう。
2.招待施設
　田島(たしま)童園　（子供19名・引率5名）　　3才～小6　・　海の子学園入舟寮（子供25名・引率5名）　　4才～小6
3.参加者　（総勢　107名）
　招待児童　　44名（幼児14名・小学生30名）（男子14名・女子30名）　　・　施設引率　　10名　・　
　当ｸﾗﾌﾞ会員　　26名（会員25名＋事務局）　　・　　外部参加者　　27名
4.班分け
　14班編成（施設の引率の先生は各班には加わらず、園内を別行動）
　ハリーポッター班２（EXP5使用）・通常班７（EXP3使用）・ワンダーランドﾞ班５（EXPなし）
5.スケジュール　（パーティ終了時間はこの後変更の可能性があります）
　　　9：30《時間厳守》会員、関係者はUSJﾒｲﾝｹﾞｰﾄ地球儀前に集合・班ﾐｰﾃｨﾝｸﾞ
　　　10：00　　　　　　児童到着　・　全体写真(施設ごと)を撮影後に入場　→　班別行動
　　　13：25《時間厳守》「ロンバーズランディング」2階に集合　（必ずトイレをすませて）
　　　13：30～15：00　クリスマスパーティー（昼食はみんな一緒にここで食べます）
　　　15：00　　　　　　児童お見送り　（会員７～８名がゲートまで見送り）
　　　15：30～16：45　お疲れさま会（同会場で）
6.今回変わった点
　①昼食は各班では取らず、みんなで一緒にパーティー会場で食べます。
　　パーク内でめいっぱい遊び、13：25分にロンバーズ2階に集合です（時間厳守）
　②大人はパーティープランについている食事を15：30からのお疲れさま会で取る事になります。昼食は軽食のみのご用意です。
　③ミルクーポンは子供一人2,000円分を配布。ポップコーン等の購入に使って下さい。
　④ロンバーズパーティプランに入場券が付いているため、ｸﾗﾌﾞで年パスは購入しません。

多くの研究者はいまだに理解しがたい疑問を追及してきました。その一つは、なぜ日本やアメリカの様な国々は豊かなのか、一方アフリカのコンゴ共和国やその他の国々はなぜそんなに貧しいのか？　そして二つ目は、貧困国の人々はどうして貧困というサイクルの中に入ってしまうのか。このような同じ疑問が私の心をかりたて日本に来ることになりました。
①Why did I come to Japan?　　　どうして私は来日したのか？
日本はいつも発展のモデル国として考えれれていました。ロータリークラブでの私のプレゼンテーションで皆さんにコンゴ共和国を紹介いたしましたが、出席者の中でこの豊かなアフリカ大陸に行かれたのはたった一人でありました。ダイアモンドを始め色々な天然資源が豊富にありますが、コンゴ共和国は未だに国連の人道開発計画（ＵＮＤＰ２０１３）で１８７番中１８６番目であることを強調したいです。それ故、私が来日致しましたのはコンゴ共和国の発展の為に教育に焦点をあてたメカニズムをこの日本で多く学ぶことだと申し上げたい。
②Congo Bright Mind（ＮＧＯ）　　「コンゴ国の輝く心」
教育とは国家を発展させる為に親達から子供へ上手く受け継いで行かなければならない教えや知識のサイクルであります。コンゴ共和国では不幸にも政治、経済の不安定化により、ここ数十年において教育の質がひどく悪化しておりました。これらは普遍化した腐敗、戦争、そして飢饉等によって引き起こされています。「Congo Bright Mind」を通して私は強く信じていますが、私達は教育、訓練、知識、そして若者達とコンゴの知識人の変化を促していくことが出来るでしょう。
そして人生の多様な範囲において人々の能力と技能の欠乏から引き起こす文盲、失業、未開発に対して挑戦しなければなりません。そして才能ある子供達に日本のすばらしい発展を見本と致しまして、全社会の利益をもたらす彼等の高い知識を活用できるフレームワークを作りたいと思っています。さらに世界の研究者達にその協同作業の円滑を促したいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（翻訳　：　東健三会員）