■会長の時間
皆様、こんにちは。朝晩が一段と冷え込む(ここで小山田さまがくしゃみ)様になりました、みなさまご用心下さい。
さて、地区大会ですが今晩はRI会長代理ご夫妻の晩餐会、明日は本会議とすでにプログラムが始まっています。皆様の参加をよろしくお願い致します。
さらにロータリークリスマスの準備がたけなわで、社会奉仕委員長や事務局はじめ、関係者の皆様には大変ご苦労いただいています。ありがとうございます。
今日はRCについて、「心の実践」から分裂の危機のお話しを致します。
【ロータリー分裂の危機!決議23-24 秘話】
ロータリー活動の基本は、優秀な職業人であるロータリアンが毎週一回例会に出席してロータリーの哲学である奉仕の心を学び、それを通して親睦を深め、それによってさらに、奉仕の心を深め、充実させていくところにあります。例会出席によって形成された奉仕の心はロータリアン個人がそれぞれの家庭、地域社会、国際社会で実践に移すことになります。1910年代に入って、このようなクラブとしての実践を伴わないロータリーの理念に飽き足らず、クラブとしての金銭的奉仕や身体的奉仕の実践をも積極的にするべきであるという動きが顕著になってきました。実践派の先頭に立ったのは身体障がい児の保護、教育に貢献してきたエドガー・アレンでした。彼は、1918年、オハイオ州エリリアロータリークラブに入会し、ロータリーは一丸となってこの事業にあたるべきであると主張して、1922年のロサンゼルス大会に身体障がい児救済事業に関する決議案をトレード、クリーブランド各クラブとの共同提案として提出しました。理事会はこれを受けて、この事業を奨励する決議22-17を採択したのです。これに力を得た実践派の動きはますます活発になり、「ロータリー創立の理念を守るべき」というシェルドンを中心とする理念派との対立が深まり、ロータリーは分裂の危機に瀕します。議論の中心は多額の金銭的支出を伴うクラブによる団体奉仕を、ロータリーの奉仕として認めるか否かでしたが、個人奉仕と団体奉仕、さらには金銭的奉仕の是非にまで話が広がったということです。国際ロータリー理事会は、収拾がつかない状態になることを回避するために、両派の考え方を調和させるとともに、従来からあるいろいろな奉仕の考え方や行動を整理・調和させるための努力を繰り返します。最終的には、1923年セントルイスの国際大会で、テネシー州ナッシュビルロータリークラブのウイルR.メニアJr.を中心とする委員会によって起草・提案された決議23-34の採択によって、論争の終止符が打たれ、両派の対立は解消しました。
私が今日有るのは何代にも遡り、ご先祖様がいらしてくださったお陰です。
ロータリーも創立から今日に至るまでに、先人達が降りかかる困難と挑戦に立ち向かい、乗り越えて来られたからこそ今があることを忘れないように、毎週の例会に臨みたいと思います。
ありがとうございます。
【来客紹介】 |
1名 |
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【出席報告】 |
27年12月4日(第656回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
34名 |
1名 |
25名 |
8名 |
75.76% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)ロータリーの友(12月号) 2)月間地区出席報告(10月分)
3)地区大会名札 ・・・出席登録者(13名) 4)ガバナー月信(12月号) ・・・理事、役員に配布