■会長の時間
皆様　こんにちわ。
最近、イスラム国で戦闘に加わるために出国しようとした北大生が、私戦予備の容疑で調べられているとのニュースがありました。
私戦予備は、刑法９３条に規定されている罪であり、同条は「外国に対して私的に戦闘行為をする目的で、その予備又は陰謀をした者は、３月以上５年以下の懲役に処する。」とあります。
私は、私戦予備自体、適用事例のない罪と理解していましたから、違和感を感じました。
昨日、コンメンタールを調べたところ、「外国」とは、統治組織体としての国家である外国をいい、わが国が国際法上、国家承認、政府承認をしたものであると否とを問わず、また国交回復の有無を問わないと解されているとのことです。
又、「私的に」とは、私的な組織集団により、わが国の国家意思とは無関係にという意味だそうです。
そうすると、その限界はわかりにくいものとなります。
例えば、北朝鮮で、革命が起きそうな時、個人で、その革命側にたって、それに協力すべく準備行為をすることは、概念的には私戦予備になるということでしょう。
イスラム国は、私的な組織集団と言えるのでしょうか。通用事例のない罪だけに、研究も進んでいません。
ただ、オウム事件の時、オウム信者が、単に自分の住んでいないマンション敷地に入っただけで、住居侵入として逮捕されたことがありました。それと同じで、イスラム国を撲滅に追い込むことが西側社会の共通認識であるという現在の国際状況が、本罪による取り調べを可能にしたと言えます。

清水　常雄（大阪帝塚山RC）　＝幹事様に声をかけられて参りました。　泉さんともどもよろしくお願いします。
秋山　千尋　＝泉ガバナー、公式訪問ありがとうございます。　よろしくご指導下さい。
川上　大雄　＝またまた今年最大の台風ですか！？
近藤　嘉一　＝泉ガバナーのご訪問、有難うございます。　よろしくご指導お願い致します。
森本　良嗣　＝今日は泉ガバナ様にはお忙しい処をお越し頂きありがとうご座居ます。　ご指導、宜しくお願いします。
髙野　幸雄　＝泉ガバナー、ようこそいらして下さいました。

皆様こんにちは、本年度、地区ガバナーを仰せつかりました大阪帝塚山ロータリークラブの泉でございます。本日は、敬愛する大阪ユニバーサルシティロータリークラブの皆様方にお会いできましたこと誠に光栄であります。どうぞよろしくお願いいたします。先ほど、豊島会長、龍岡幹事、そして、役員の皆様より、いろいろとお話をいただきまして、今後の地区運営に大いに活用させていただきたいと思っております。
大阪ユニバーサルシティロータリークラブは2001年に近藤会員を初代会長として創立され、13年にわたり、地区にご貢献していただきましたこと、感謝申し上げます。現在、近藤会員、秋山会員、川上会員、河田会員、菊会員、豊島会員の６名のチャーターメンバーの在籍をいただき、まさに、2660地区の誇りであります、今後ともよろしくお願いいたします。
また、2012年-2013年度に秋山会員をガバナー補佐として、輩出されました事、また、川上会員を地区災害支援委員会に、小林会員を地区社会奉仕委員会に、斎藤会員を地区青少年活動委員会に出向していただき、また、春のライラのホストをしていただきますこと、高いところからではございますが、あらためて、お礼を申し上げます。
本年度ＲＩ会長は台湾台北ＲＣのゲイリーホァン氏でありますが、そのテーマはLIGHT　UP　ROTARY（ロータリーに輝きを）であります。地区としてのテーマは「ひとりひとりの輝きで、あなたの地域を輝かそう」であります。RIの方針、地区の方針の詳細につきましては、ガバナー月信７月号を全会員に配布いたしましたので、ご参照していただきたいと思います。
ロータリーの基本方針は「親睦」と「奉仕」であります。私は、ＰＥＴＳ、地区研修・協議会におきまして「親睦は石垣　奉仕は城」と申しました。いくら立派なお城でも、砂上の楼閣では、やがて崩壊いたします。親睦で結ばれた絆で、より効果の高い奉仕が実現し、大きな感動を共有することが出来るのです。また奉仕を通じて、親睦が深まることを多く経験いたしました。親睦を燃料とし、奉仕の炎を燃やしていただきたいのです。「親睦」と「奉仕」の結果、すなはち「ロータリー活動」の結果、私たちは何を得るのでありましょうか。それは「寛容の精神」と「信頼感」であります。「親睦」と「奉仕」を通じて互いに理解し合い「信頼」と「寛容」を感じ合うわけであります。
皆様の心に触れる奉仕活動を見つけていただきたいのです、そして、その「奉仕」を深めていただければいいわけであります。ロータリーの奉仕は、皆様の思いに応えるだけの、実に多彩な奉仕活動を行っています。
「一隅を照らすこれすなわち国の宝なり」という言葉があります。皆様おひとりおひとりがご自身の周りを照らすことが結果として全体を照らすという考え方であります、まさに「Light up ROTARY」、「ひとりひとりの輝きで、あなたの地域を輝かそう」であります。
次に、「職業奉仕」についてでありますが、職業奉仕とは、「職業をもって社会に奉仕する」ということです、これは、コンプライアンス、職業倫理を超越した、むしろ、個人として、ご自身の職業とどの様に向かい合うかという、いわゆる職業観、人生観に基づく奉仕と考えられないでしょうか。自分の仕事がどのように世の中に役に立っているのかを考えながら、そして、感じながら、仕事を出来るようになることが、ロータリアンの目指すべき姿ではないかと思うわけであります。その指針が「4つのテスト」であり、「最も奉仕する者、最も報われる」という言葉であります。
未来は若者によって作られます、そして、若者たちは、私たちを見て、未来を感じているのです。もし、若者たちが元気のない、力のない、将来を期待していない私たちを見ていたとしたら、明るい未来を予測することができるでありましょうか。若者の前では、明るい未来、力強い未来を語って欲しいわけであります。
私たちの地区大会は12月5日、6日と行われますが、テーマは「英知を集め未来を築こう、今　羽ばたこう、未来に向かって」と致しております。地区大会につきましては、例年同様全員登録をお願いいたしたいと思っております。予算の関係上、担当があらためてお願いにあがることが出来ませんので、代わりまして、全員のご登録と、ご参加をお願いいたします。
本年度は、ゲイリーホァンRI会長の推奨事業であります「ロータリーデー」の実施をお願いいたしております。地区といたしましては、2015年5月5日のこどもの日に「ロータリーフェスティバル　Light　up　OSAKA　考えよう子供の未来に出来る事」と銘打って、中之島公会堂を借り切りまして行う予定であります。
今年度のもう一つのキャッチフレーズは、「楽しいロータリー、待ち遠しいロータリー、わくわくするロータリー」であります。皆様が集うかぎり、楽しくなくてはなりませんね。いろいろな楽しみを皆さんご自身のクラブの中で見つけてほしいわけであります。
皆様おひとりおひとりが主役であり、皆様おひとり、おひとりが活性化すれば、自然と英知が集まり、未来を築く力が湧いてくるということであります。「今　羽ばたこう、未来に向かって」であります。
貴クラブの皆様は、私たちの仲間であります。また、2660地区におきまして、なくてはならない存在であります。共に力を合わせ、意思の疎通をはかり、この伝統ある2660地区のクラブであってよかった、ロータリアンでよかったと言えるように感じていただき、今後とも益々のご発展、ご活躍をされることを祈念いたしまして、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。