■会長の時間
【人は成人するにしたがって他人から重要人物視されたい、あるいは他人に好かれたり役に立ちたいという心理的欲求を抱くようになる。金銭上の報奨もこの種の欲求を一応満足させる要件にはなるが、むしろ満足感は仕事中の過され方や雰囲気に左右されることが多い。こうした部下の心理的欲求を満足させる条件を設定するすべてを心得ている経営者こそ、すぐれた経営者になり得る。
マッケーグ】
部下たちは、なによりも自分の直属の上司から好意をもたれ、理解してもらっていると感じているとき、一生懸命に働こうとする意欲がわき、所属している集団に忠誠であろうとする。
好意をもたれているだけでなく、上司が自分のしている仕事を認めてくれている。信用されていて、重要な人物として扱っていると意識したときもまた、よしやろうという気持になる。
その集団では自分はなくてはならない存在であり、集団は自分を必要としている。これからも集団の目的のために献身し、役立たなければならないと決心した人間も大きな仕事、困難な問題に積極的にぶつかっていこうとする。
周囲の人々から、とくに、自らの生殺与奪の権を握っている上司からの尊敬のまなざしを肌に感じると、ふるい立つ。この人のためならと思ってしまうのである。
人間は不思議な動物である。ひとつの仕事にたずさわって、そこから報奨金をもらうだけでは満足しない。むろん報奨金は仕事への意欲を刺激するし、働く者にとって重要にはちがいない。が、その仕事を遂行していくなかで、自分を向上させ、開発させていく可能性があると悟ると、おおいに発奮する。いつも進歩を求め、自分を大きくしていこうとする。そして、少しでも進歩があると人間は満足感を味わうのである。
克服しなければならない困難をともなう仕事は、誰だってきついから避けようとする、と考えてしまうが、そうではない。人間は、自分ならなんとかできる、自分のもっている能力をいっぱいに使って挑戦すれば、かならず成就できるというむずかしい仕事が与えられると、意欲的になるのが一般的である。
集団全体がひとつの目的に向って、悪戦苦闘を強いられながら、一致団結して働いているとき、ひとりだけ取り残されたらどうなろだろうか。仕事への意欲はたちまち萎えてしまう。集団の目的達成への作業に参加し、しかも貢献していると感じると、気持は昴揚する。
ひとつの組織のなかに、ライバルがいて、よい意味での競争意識があると、仕事への関心も高まり、負けるものかとファイトを燃やすはずである。1プラス1が2ではなく、3にも4にもなる。
【来客紹介】 |
1名 |
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【出席報告】 |
24年12月14日(第526回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
31名 |
2名 |
23名 |
6名 |
79.31% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)ロータリーの友(12月号)
2)月間地区出席報告(10月分)
3)年頭挨拶会(1/11)のご案内
〔回覧資料〕
1)大阪堂島RC創立25周年記念誌
2)少年少女ニコニコキャンプ報告書
3)他クラブより例会変更のお知らせ(大阪中之島RC・大阪大淀RC・豊中南RC)