「ガバナー補佐エレクトとして学んだ事から」 秋山 千尋 会員
10周年記念式典を無事終了し、突然ガバナー補佐エレクトを引き受ける事となりIM5組12クラブを訪問し、その上、地区セミナー、地区大会、ロータリー研究会と矢継ぎ早に体験し学んだ事をお話させていただきます。
1. 〔IMとは何か〕
インターシティミーティングの意味で「都市連合会」の事です。近隣都市数クラブが集まり親睦、情報、教育等の目的で行われるロータリー会合の総称。2660地区はゾーン3に区分され、現クラブ数は82クラブ、会員数は3,719名(2011年10月)。IMは8組あり、当クラブはIM5組に所属し会員数は684名、60才以上が60%。一番古いクラブは来年60周年を迎える北RCクラブで会員数196名、来年までに200名突破するとの事。一番若いクラブがユニバーサルシティRCで創立10年目で会員数28名。
2. 〔ガバナー補佐とは〕
クラブと最も頻繁に連絡を取り合う地区指導者であり、通常クラブと地区及び国際ロータリーの間のパイプ役としての役割を果たす事とする。
具体的責務: ①地区目標の設定を援助する ②ガバナーのクラブ公式訪問のスケジュールを調整する
③将来のリーダーを育成助長する ④クラブの強み、弱み等目標に対する進捗情報をガバナーに進言する。
3. 〔各クラブ訪問で感じた事は〕
どのクラブの例会も楽しい例会にする為の努力を懸命にしている。
①ロータリークラブソングの他に「ふるさと」や「証城寺の狸ばやし」「紅葉」等を歌っている
②誕生日祝い以外に結婚記念日、ラッキーカードを行っている所も多かった
③例会時、私語の多い人には人形等をそっと前に置いて気配りの注意をしている
④卓話もショートスピーチで4人の卓話者に5~7分位のトークをさせる事は、核心をついた話になり良かった
⑤欠席、早退、遅刻にもきちんとしたルールを作り出席率を上げる努力をしている
4. 〔11月11日~12日にシャラトン都ホテル大阪で「地区大会」が開催される〕
セッションⅠの「ロータリーの原点」を講演された深川パストガバナーのお話には感銘を受けた。
内容の一部として「一度、会員の拡大をやめてでも現ロータリアンの原石を磨き直す時が来ている」との事。今こそ「原点に戻り」ロータリアンを磨き直さなかったなら、ポール・ハリスの思想がどんどん失われる。現在、入会者より入会3年目位の退会者が多いのも再度「ロータリアン」とは何ぞやと理解して頂く努力とロータリアン思想と人生哲学の一体感とを構築すべき時であるとのお話。