■会長の時間
皆さま、こんにちは。本日は直近の地区行事、活動のご報告をさせて頂きます。
まず、４月１３日、ＩＭ５組ロータリーデーが開催されました。今年は、大阪船場RCさんがホストクラブでして、例年ですと基調講演を外部から講演者を呼ぶことが多いのですが、今回は大阪船場ＲＣの澤田会員による講演でございました。
講演テーマ「国際奉仕活動と青少年育成」ですが、歯科医師である、澤田会員は、バヌアツとフィリピンで歯科医療奉仕活動を４１年間に渡り継続されており、現地の歯科医療奉仕に加えて、心に問題を抱えている子供たちが、医療環境の整っていない現地での奉仕活動に参加することで、大自然の中で現地の人たちの生活に触れ、徐々に心の扉を開いていく過程について、お話をいただきました。
またその後、フレッシュロータリアン研修交流会が開催され、当クラブからは入会５年未満のロータリアン７名、先輩ロータリアン３名、合計１０名にて参加いたしました。四宮パストガバナーのご講演の後、各テーブルにおいて、お酒を酌み交わしながらの懇親会とテーブルミーティングでした。講演の感想やロータリー活動の疑問や悩みなどを相談するという形式で、活発に意見交換が行われ、大変盛り上がった様子でした。他クラブのロータリアンと話をする機会がないフレッシュロータリアンもいると思いますので、とても良い刺激になったのではないでしょうか。
また、ウクライナ人道支援チャリティーゴルフコンペの件ですが、クラブとして多額のご寄付をいただいた３クラブ、大阪西北ＲＣ様、大阪堂島ＲＣ様、大阪淀川ＲＣ様にお礼とご報告で例会に参加して参りました。中根さん、樋上さん、三宅さん、林幹事、例会ご参加いただきありがとうございました。これで概ね完了といったところですが、あとはウクライナ大使館から子供支援施設及び支援団体の返事が届けば、支援金を振り込み、すべて完了となります。
また大使館から連絡がありましたら、報告させて頂きます。よろしくお願いいたします。

名村　美紀（東大阪中央ＲＣ） ＝初めて例会に参加させて頂きました。　本日は宜しくお願い致します。
朝香　光雅（高槻東ＲＣ） ＝中根先輩をはじめユニバーサルシティＲＣのみなさん、貴重な時間を頂き、ありがとうございます。
瀧井　　斉（高槻東ＲＣ） ＝本日は例会に出席させて頂き、ありがとうございます。　また例会後にお忙しい中お時間を割いて頂き、
　　　　　　　　　　　　　　　お話を伺わせて頂くことに感謝しております。
高木　大介（高槻東ＲＣ） ＝本日は例会に参加させて頂き、誠にありがとうございます。　特に中根さん、佐田会長には、地区委員会
　　　　　　　　　　　　　　　にて大変お世話になりました。　ありがとうございました。
徳上　洋之（大阪ﾘﾊﾞｰｻｲﾄﾞＲＣ） ＝ウクライナチャリティゴルフコンペ、みなさまに大変お世話になりました。ありがとうございました。
井上　　匡　＝先日のロータリーデー、フレッシュロータリアン研修交流会に参加させていただきました。　勉強になりました。
川上　大雄　＝明日からゴールデンウイーク、どこ行きますか？
小林　知義　＝明日から連休が始まります。　妻はヨーロッパですが、私はお留守番です。　メンバーコースの伏尾に２回程ゴルフ
　　　　　　　　　には行きます。
三宅　一郎　＝本日は大勢のご来客で緊張してます。　大橋さん、卓話 たのしみです。
中井　周治　＝大橋さん、卓話 楽しみにしています。
中根三恵子　＝たくさんのビジターの皆様、ようこそお越し頂きました。楽しんでいって下さいね。大橋さん 卓話 がんばって下さい。
大橋　高志　＝卓話当番。　本日の卓話、よろしくお願いいたします。　ゲストの皆様、本日はようこそお越し下さいました。
　　　　　　　　　ごゆっくりなさっていって下さい。
大屋　準一　＝毎日の楽しみはドジャース大谷選手と山本選手の活躍ですが、本日 山本投手は２勝目の勝利です。
　　　　　　　　　大橋さんの卓話を楽しみにしています。
斎藤　清貴　＝本日は商用で早目に退出させて頂きます。
辻田　知史　＝今週は初の鎌倉へグルメ旅してきました。　京都、和久傳を出られた方がコロナ前くらいに独立オープンされたお店
　　鎌倉北じまに行って来ました。　最高に美しいお料理ときれいなお庭など、堪能して来ました。　（中略）　鎌倉見物して東京に
　　立ち寄り帰京、少し疲れました。　本日はたくさんのご来客ありがとうございます。　ごゆっくりなさって下さいませ。

二宮金次郎は、天明7年（1787年）に現在の小田原市栢山に生まれ、安政三年（1856年）現在の栃木県日光市今市で亡くなりました。二宮金次郎というと、多くの小学校の校庭に、薪を背負って、本を読みながら歩いている像があり、少年時代の金次郎については、知っている人も多いと思います。しかし、生涯にどのようなことをし、どのようなことを人々に伝えたのかを詳しく知る人は少ないと思います。
大人になった二宮金次郎は、生涯を世のため、人のために捧げ、各地の財政や農村の立て直しに力を尽くしました。こうして農村が経済的にも困っていた時代に復興事業を手掛けた村々は600以上になります。そして、多くの藩や農村を貧しい生活から救い、その優れた思想と実践で人々の幸せを追求し続けた、世界にも誇れる人です。600以上の村を復興させた金次郎には、経営改善、組織改革を成し遂げる強いリーダーシップがありました。また、シンプルですが、力強い言葉を遺しています。例えば、大きなことは本来、小さなことの積み重ねであり、小さいことを疎かにする者は大きなことなど成せるわけがない、小さなことを怠らず積む努力をしなければならないという『積小為大』、世の中には対立するものなどない。敵も味方も、善も悪も、みな一つの円の中に入れて観ることだ。「一円」となったときに初めて、成果が生み出されるという『一円融合』などの言葉です。
また、ビジネスアイデアに満ちた、知恵と工夫の人でもあった金次郎の仕事術は、現代のビジネスパーソンにおいてもヒントになるものがあります。「分度」で数値を「見える化」したり、チームビルディングにおいて、1人ひとりのやる気を引き出すような方策をとったり、徹底した現地調査とデータ主義は、当時としてはありえない画期的なことだったといわれています。
金次郎亡き後、金次郎の「報徳思想」は日本的経営の源流として、多くの経営者・実業家の事業経営に影響を与え続けています。例えば、晩年に金次郎を高く評価していたピーター・F・ドラッカーは、金次郎の報徳仕法を基礎とした大学の最高顧問になる予定でした。「先進国や社会主義国にも適応できる思想だ」と高く評価し、英語文献を根こそぎ送ってほしいと要望していたといわれています。「経営の神様」また「昭和の二宮尊徳」としても知られている松下幸之助は、その経営哲学は二宮金次郎の報徳思想から多くの影響を受け、社内外で訓話として、しばしば金次郎の話をしたといわれています。二宮金次郎の思想や実践は、160年以上経過した今日でも、いや、このような難しい時代こそ、多くの学ぶべきものがあると思います。