■会長の時間
【ロータリー特別月間】
皆さん、こんにちは。まず始めに、１０月２７日に開催されました、職場見学会、ウェルカム例会では、多くの皆様に、ご参加いただきまして、誠にありがとうございました。準備・設営いただきました、松山委員長、三宅委員長、改めまして、感謝申し上げます。
今月のロータリー月間は、ロータリー財団月間となっております。月初ですので、月間テーマに沿ったお話をさせていただきます。
ロータリー財団は、１９１７年、アトランタで開催された、ロータリー年次大会で、アーチ・クランフRI会長が、「世界でよいことをする」ための基金設置を創立し、１９２８年に「ロータリー財団」と正式に命名されました。現在の財団は、年間寄付総額が４.４億ドルを超えるまで成長しました。
財団プログラムは、６つのプログラムがございます。
「ポリオプラス」　、「グローバル補助金」　、「地区補助金」　、「災害救助補助金」　、「平和センター」　、「大規模プログラム補助金」　
ロータリー財団は、皆さまからのご寄付を世界各地での奉仕活動に役立てています。１００年以上も前に創立されて以来、ロータリー財団は、教育の支援や持続可能な成果を生み出すプロジェクトに総額４０億ドル以上の資金を提供してきました。一つひとつのご寄付により、世界中の地域社会を少しずつ変えていくことができます。
ロータリー財団の使命は、ロータリー会員が、人びとの健康状態を改善し、質の高い教育を提供し、環境保護に取り組み、貧困をなくすことを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにすることです。

福島　三雄　＝シンガポールに行って来ました。　観光客が多いのと、物価が高いのに改めて驚きました。
　　　　　　　　　河田先生の卓話、楽しみに聞かせてもらいます。
北條　陽子　＝昨日まで姫路で展示会で一日中立ちっぱなしでした。　腰が・・・つらいです。　河田さん、卓話 楽しみにしています。
河田　英子　＝地球温暖化で秋が短いですね。　今日は久しぶり、私の卓話です。　聞いて下さいませね。　感謝！
森本　良嗣　＝今日 １１月１０日の卓話当番は、河田チャーターメンバー、ガンバって下さい。
中井　周治　＝週末から寒くなるそうです。　皆さんインフルエンザが流行っているので、気をつけて下さい。
　　　　　　　　　河田先生、卓話 よろしくお願いいたします。
大屋　準一　＝野球が終り間もなくゴルフも終ります。１２日からの相撲を楽しみにしています。河田さん 卓話楽しみにしています。
Janet Poon　＝長く香港に帰って、私の誕生日お祝いして、Ｈｏｎｇ Ｋｏｎｇ Ｇｒｅｅｎ Ｒｏｔａｒｙ Ｃｌｕｂメンバーと例会して楽しかった。
　　　　　　　　　全部７個ケーキを頂きました。　すてきなプレゼントも頂きました。
佐田　幸夫　＝河田さん、本日の卓話 楽しみにしております。　よろしくお願いします。

霜月の初旬というのに日中は半袖でも過ごせる暖かさ、晩秋錦秋とはほんの少ししかなく、冬に入るのでしょうか。地球温暖化も地球沸騰状態といわれるほどになり、氷河はとけ、海水の温暖化上昇で多くのイルカが死にました。又、海面の上昇などで小さな島国の国土がより小さくなったり、又森林の伐採などで地球規模の森林のスペースが狭くなり、自然破壊が拡大しています。私達の学生時代には自然環境を守る大切さを学びました。大学を卒業しシアトルの州立ワシントン大学大学院で音楽教育とピアノ演奏を学び高名なヴァイオリニスト、Henry Seagleの伴奏者として活躍していた頃、どうしてアメリカという巨大な国土と資源をもつ大国と戦争をしたのか？その超巨大アメリカ大国を実感して驚きました。自然国立公園へ行くとパイソンの群れに出会い、その大きさにも驚きました。15000万頭いたパイソンは大量に殺され、一時期600頭に激減したそうですが、現在は保護されワイオミング州イエローストーン国立公園ではようやく5000頭以上まで回復しているそうです。最近東北では、熊が山里に降りてきて人に危害を加えるということで銃殺されていますが、冬眠前の熊の食料となるものが林業の低迷と気候変動の暑さで木の実もならず、人の住む地域にまで出てきているのです。殺すことより、人間が熊の住む環境を保護してやらないのか、ひとつの大きな原因でしょう。経済優先で緩和規制をを無くし、自然を破壊し続けている日本はどうなるのでしょう。先日和歌山県で国連の諮問機関のIFBPWの会議に参加するため、大阪駅よりくろしおに乗りました。大阪駅西口よりまだ北西の梅田北駅の乗り場は地下50ｍ以下にあり、エレベーター続いてB1B2B3とエスカレーターにのり、はるかくろしおの駅に着きました。巨大空間に驚きました。地上のビルより50ｍ以下の地下は誰のものでもないそうです。地震の多い火山列島、世界最多の災害国の日本で使われている地下街や鉄道を形成している鋼材やトンネルの強度は世界一ではなく、他国の開発の基礎の材料強度はわが国の1.2倍以上との強さとか。巨大災害が来たらどうなるのかと思います。会議では日本のジェンダーギャップが低迷していて、その原因を様々な要因で解析しており、現在の5名の女性大臣の他、副大臣にも官房長官も女性が参画せず、SDGｓで女性の権利を男女同一にするには、まだまだ年月がかかりそうです。新幹線で東京に行き、国際会議にでた帰りWedgeを持ち帰りました。「日本の教育が危ない！」「国語力の低下は読書量の低下からきている」とありました。私達の幼い頃は読書・読み書き・算数は躾に大切とされていました。アメリカの原爆平和文化センター長リーバさんとロシアの総領事のアレキサンダーさんの平和会議も招待され行ってきました。地球人として平和教育、資源のない日本はもっと自国を大切に「勿体ない」を思い出し核の恐ろしさを忘れないでほしい、核が戦争に使われた唯一の国、日本はそのことと忘れないでほしい。先週は大阪私立幼稚園連盟の23園265名の先生方に講演をしました。読書教育のあり方です。とても充実した時間でした。現在日本の子ども達の幼児期・小中学校の義務教育での登校拒否は29万人、幼児期の施設での事故はおよそ10万件でそのうち皆様の御存知のバス内の置き去り事故や保育所での喉詰め、窒素死など生命がおびやかされ、特に3ヶ月から預かる保育園での事故は6万7000件、ついで幼保連携型認定こども園、幼稚園型認定こども園、小規模保育園、最も事故が少ないのが文科省認可の昔からの幼稚園です。私の学園は保険屋さんにもいわれますが、この26年間ほとんど事故が少なく「すごいですね！」と言われます。“しろがねも こがねも玉も何せむに まされる宝 子にしかめやもー山ノ上憶良”　生命は尊く大切に保護しないといけない愛の心がいります。小・中学校では子ども同士のいじめ、親子問題、先生同士の人間関係、先生と保護者のトラブル、先生への集団暴力もあとを絶ちません。経済力中心、ゲーム、YouTubeの閉ざされた世界・・・知らぬ間にはだかの王様、ハメルンのふえふきのように世の中から子どもがいなくなるのではと心配します。戦禍の中で死と直面している子達や、人々の苦しみ哀しみ恐怖を思う人の心がいつか平和のもたらしてくれるのではと願います。　　
私のもうひとつの職業としてボランティアをして早50年ほどになります。ポリオ撲滅の為ロータリーの会員となり、交通事故を防ぐため交通安全教育を形成し大阪府母と子の交通安全連合会17万人の会員の会長として警察学校でも指導し、先日は大阪府警本部で府下各市の警察署より選ばれた交通安全教育班のコンクールがあり、その審査員も務めました。又、女性を子どもの人権を守るためBPWでも世界中延べ40ヵ国回ってきました。阪神淡路大震災1.17以来、ゴルフもやめました。大阪府最高教育アドバイザーとして学問での教育にうちこみ教育者として平和教育・安全教育・音楽教育・読書教育・心の教育・国際交流に打ち込んでいます。孔子曰く、己の欲せざることは人にほどこすことなかれ！ジエントロジーの通り、終生学び感激、感動、感謝の日々をおくりたいです。ありがとうございました。