■会長の時間
皆さん、こんにちは。今週18日に2660地区、全クラブ参加の大輪ゴルフが開催されました。当クラブを代表して、久保田さん、中根さん、辻田さん、松山さんにご参加いただき、ありがとうございました。大変お疲れ様でございました。そして気になる結果ですが、何と、辻田さんが優勝を飾りました。先週の公式ゴルフコンペに続き、絶好調で素晴らしい結果をもたらして頂き、感謝いたします。
さて本日は、ロータリー特別月間に沿ったテーマでお話ができればと思います。10月は日本独自のテーマが設定されておりますので、テーマが2つございます。
・地域社会の経済発展月間(ガバナー月信10月号をご覧ください) ・米山月間(日本独自のテーマ) についてお話します。
まずは概要を説明します。ロータリー米山記念奨学事業は、日本のロータリーが作り育てた独自の事業で、34地区、全地区が参加する多地区合同活動です。1952年に事業が始まって以来、一貫して、日本で学ぶ外国人留学生を支援しています。「公益財団法人ロータリー米山記念奨学会」というのは、この事業をおこなうために、日本のロータリーが協同して運営する奨学財団で、財源はすべてみなさんからのご寄付で成り立っています。この奨学金の最大の特長は「世話クラブ・カウンセラー制度」です。米山奨学生には世話クラブの例会や活動に参加してもらい、交流することを大切にしています。米山奨学事業の目的は、「定款」で、このように定められております。この事業のはじまりは、戦後、日本が落ち着きを取り戻すにつれ、梅吉氏の功績を永遠に偲ぶことができるような、何か有益な事業をやろうではないかという声が大きくなり、1952年、東京RCが「米山基金」の構想を発表したことからはじまりました。アジアから優秀な学生を招いて、学費を援助し、二度と戦争の悲劇を繰り返さないために“平和日本”を肌で感じてもらいたい、というものでした。現在は、全地区の多地区合同奉仕活動となり、対象はアジアに限らず、これまで131か国の国・地域からの留学生を支援しています。事業の使命は、将来、日本と世界とを結ぶ「懸け橋」となって国際社会で活躍し、ロータリー活動の良き理解者となる人材を育成することです。これはまさに、ロータリーの目指す「平和と国際理解の推進」に繋がっています。
米山奨学生は、①当地区では4月のオリエンテーションの出席、②毎月1回以上の世話クラブ例会出席、③当地区リクレーション出席、④2~3月の終了式出席、これを奨学生の義務としております。
【2022-23年度 寄付実績】
寄付総額は14億2,300万円となりました。(前年度比5.7%増)
米山奨学事業は、規模が非常に大きい事業であるにもかかわらず、管理費は支出のわずか3%です。また、ほとんどの寄付金が、奨学生の奨学金、またその補助費に充てられるという、大変効率のよい事業だと思います。
また、第2660地区個人平均寄付額は27,097円で全国2位です。これは、昨年度とほぼ同額です。全国平均は、16,960円です。本年度の当地区個人平均寄付目標額は 30,000円です。これは配属を希望されているクラブすべてに配属させて頂きたいとの思いから、設定された目標額です。本年度は、配属希望クラブ数 61クラブで配属したクラブは52クラブだったそうです。
【当クラブの2022-23年度 寄付総額】
1.2022-23年度クラブ寄付総額は1,417,500円(地区17位)となりました。
2.個人平均寄付額は35,437円で(地区11位)となっております。
【米山学友会について】
巣立った米山奨学生のOB組織が、米山学友会です。現在、日本国内で33、海外では10か国で学友会が組織され、活動しています。2023年5月に、新たにベトナム南部(ホーチミン)を拠点とする「ベトナム南米山学友会」が設立承認されたようです。それぞれ地元に密着した奉仕活動をしており、学友同士のネットワーク作り、総会開催、清掃活動、被災地支援、福祉施設訪問、奨学金支給など様々な活動をされております。海外の中で台湾、韓国、ベトナムの学友会が日本から来た日本人留学生へ奨学金を出しています。これは、まさしく恩送りの実践であると思います。今年8月4日から6日にかけて、筑波で第3回米山学友世界大会が開かれました。約1200人が集まり、その2/3の800人が学友、奨学生、1/3の400人がロータリアンでした。 大変盛り上がったそうです。
今まで当クラブは、5人の米山奨学生を受け入れております。今年の、李素芳さんをはじめ、いずれの奨学生もとても優秀で親しみやすい、良い学生に恵まれております。今年の米山カウンセラーは、北川さんですが、本当によく面倒を見てくれております。地区の行事に加え、食事会、大塚美術館ツアー、サンセットクルーズ、など企画してくれ、クラブメンバーとの交流の機会を作ってくれております。本当に素晴らしいカウンセラーぶりに、感謝しております。
奨学生を卒業しても、関係性が続くのも良い所だと思います。この数年は、コロナでお会いする機会がありませんでしたが、以前は、ロータリークリスマスには、都合の合う、OB奨学生が参加してくれ、久々に顔を合わせるのを楽しみにしておりました。今年のロータリークリスマスは、8年前の奨学生、李カンウくんが、東京からご夫婦で参加してくれると連絡がありました。素晴らしい事業ですので、継続して奨学生の受け入れをしていければと思います。本日もよろしくお願いいたします。
【来客紹介】 |
1名 |
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【出席報告】 |
5年10月20日(第961回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
36名 |
0名 |
19名 |
17名 |
52.78% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕 1)「職場見学会」と「ウエルカム例会」について
2)米山月間資料「米山豆辞典」「米山特別寄付」について 3)ロータリー財団月間資料「行動しよう。ポリオを永遠になくすために」
〔メール送信〕 1)地区内ローターアクトクラブの活動紹介
2)地区大会「分科会」へのご案内 3)2024年国際大会(シンガポール)登録料早期割引のご案内
〔回覧資料〕 1)「世界ポリーデー10月24日」 募金箱