■会長の時間
今月は職業奉仕月間です。先日地区の「職業奉仕セミナー」がオンラインで開催されました。講演者は千房株式会社の代表取締役会長で大阪難波RCのメンバーでもある中井正嗣さんで、タイトルは「~実践力~こんなことならだれでもできる」でした。
中井会長は中学卒業後乾物問屋の丁稚から始め、千房を創業し70店舗の企業にまで育て上げた方です。たくさんの社会に奉仕する活動もされているそうです。
お話の趣旨は「人材育成」についてだったように思いました。「飲食店が繁盛するかどうかは味、立地、値段と言われますが、現代ではどれもすぐにまねできます。しかし人はすぐにはまねできない。お客様は人に付くもので、人を育てることが最も大切。とおしゃっていました。
記憶に残ったお話は3っつ。「学歴、前科不問」「三日坊主」「眼聴耳視」です。
千房の採用条件には「学歴、前科不問」とあるそうです。元々従業員を募集してもいい人材がなかなか集まらなかったので、人としての基本から育てるしかなかった。前科がある人がいることは後でわかったのだけれども、その人がどんどん成長するのを見て、人は変わる、過去は変えられないけども未来は自分自身で変えることができると確信したそうです。従業員ときちんと向き合って教育していけば必ず成長していくと自信を深められたそうです。今では毎年刑務所に行って受刑者に採用面接をし、採用を続けられているそうです。そして社内では前科のことをオープンにして働いてもらっているそうです。そうでなければ本当に社会復帰できないから、と。
よく、「三日坊主」と言いますが、三日で十分、三日坊主を繰り返せばよい。昨日のことを反省し、明日何をするかを考え、今日を行動する、この繰り返しで十分と。
好きな言葉の一つに「眼聴耳視」(がんちょうじし)があるそうです。接客も人材育成も極意は「眼聴耳視」にあるとおっしゃられていました。ご興味のある方はその意味を調べてみてください。
最後に、接客の基本はお客さんに対して「見つめる、うなずく、微笑む、褒める」たそうです。因みにこれはホステスさんから学んだと言われていました。
【来客紹介】 |
0名 |
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【出席報告】 |
5年1月20日(第929回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
40名 |
0名 |
28名 |
12名 |
70% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)下期 会費請求
2)第7回理事会報告
〔メール送信〕
1)ロータリーフェスティバル(Xmas)中止のお知らせ・2/17例会変更のお知らせ⇒ 1/17 配信