■会長の時間
【阿波踊り】
阿波踊りは阿波の国(徳島県)の盆踊りで、現在は徳島県のみならず、県外でも徳島県人会などが中心となって踊られています。起源は精霊踊りや念仏踊りが原形だと言われていますが、最も有力なのは、天正14年、徳島城が竣工した祭に、当時の阿波守・横須賀家政が城下に「城の完成祝いとして、好きに踊れ」というお触れを出した事が発祥の起源だとされています。
阿波踊りでは一つの踊りのグループの事を「連」といいます。「誤茶平」や「のんき連」「阿保連」が踊りの上手い連として有名です。踊りは男踊りと女踊りがあります。男踊りには半天(法被)を着て踊る半天踊りと、男物の浴衣の尻をからげて踊る浴衣踊りがあります。
いずれも足袋をはいて踊ります。踊りの所作は、基本は素手ですが、うちわか提灯を手に、時には勇猛に、時には滑稽に踊ります。なお、この男踊りを女性の踊り手や少女が踊る場合もあります。訓練された素晴らしい踊り手が踊ると、とても小粋に見えます。
女踊りは女物の浴衣に編笠を深く被り、草履ではなく下駄を履いてつま先で踊ります。艶っぽく、上品に踊るのが良いとされいています。浴衣は一般のものとは異なり、襦袢・裾除け、」手甲を着け、黒襦子の半幅帯をお太鼓のように結ぶのが汎用となっています。早いリズムに合わせて、裾をさばきながら踊る様は妖艶でもあり、可憐な美しさに溢れています。
鳴り物は主旋律を奏でる篠笛、三味線、軽快なリズムで囃し立てる締太鼓、大太鼓に小太鼓、
鉦などが使われます。鉦は撞木を使って全体をリードするように鳴らされます。リズムは2拍子でラテンのようにテンポが速く、囃子を聞くだけでも心が踊らされます。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿保なら踊らにゃ損損」いう文句がそのまま伝わってきます。
8月12日から15日までの阿波踊りには、徳島に130万人が訪れます。また東京の高円寺の阿波踊りは有名ですが、全国各地で阿波踊りは踊られます。盆の夏の風物詩として、踊る人にも見る人にも親しまれています。こういう伝統は親から子に孫にと引き継がれて欲しいものだと思います。
【来客紹介】 |
1名 |
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【出席報告】 |
3年4月23日(第873回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
38名 |
2名 |
19名 |
17名 |
52.78% |
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【幹事報告】
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