■会長の時間
【米山奨学生について】
我がロータリークラブは2014年に陳さん、2015年に李君、2018年・2019年に郎君と三名の米山奨学生を受け入れています。彼らは我がロータリーの一員として、ロータリークリスマスをはじめ、多くのイベントに参加してくれました。今年もロータリークリスマスには参加を呼び掛けるつもりです。
米山奨学生とは何かという事ですが、日本で最初のロータリアンである、米山梅吉さんの事を知ることから始まります。彼は1868年2月東京で生まれます。5歳で父を失い、母の郷里である静岡県三島に移ります。12歳の時、大地主の米山家に養子縁組をし、勉学費用を支えてもらう。19歳の時、東京で役人をしながら、青山学院で英語の勉強をして渡米する。8年間、アメリカの大学で働きながら法学を学ぶ。帰国後、勝海舟に師事し、東京博文館より、「提督彼理」ベルリを出版する。29歳で、お世話になった米山家の一人娘、米山はると結婚して日本鉄道会社につとめる。語学力を買われ、三井銀行から招聘されて入行し、海外の銀行を視察する。ダラスを訪れた時に、ロータリーの話を初めて聞き、大いに感動する。そして、1920年10月20日、日本での初めてのロータリークラブ、東京ロータリークラブを創設して、初代の会長となる。
三井銀行では会長まで上り詰め、東京商業会議所特別委員、日本赤十字代表委員など。ありとあらゆる名誉職と公職を務め、勲四等瑞宝章を受章され、1946年79歳で逝去される。
没した後、1952年11月に、東京ロータリークラブは日本ロータリークラブの創設者、米山梅吉の功績を記念して、東洋諸国の学生を日本に留学させる奨学事業「米山基金」を企画します。そして、1953年から活動が開始されます。1967年にはこの活動が、全国のロータリークラブから支持を受け、財団法人「米山記念奨学会」となり、現在は世界中から多くの留学生を受け入れています。
我がクラブも会員一人当たり毎年5000円の普通寄付と非定期的に特別寄付をしています。歴代の特別寄付して頂いた方は秋山さん、川上さん、森本さん、河田さん、中根さん、花谷さん、大屋さんです。
最後に、今年度の奨学生は無理ですが、来期にでも、受け入れができればいいかなと思っています。
【来客紹介】 |
0名 |
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【出席報告】 |
2年8月7日(第849回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
38名 |
1名 |
27名 |
10名 |
72.97% |
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【幹事報告】
〔全会員メールBOXへ〕
1)ロータリーの友(8月号) 2)クラブ概況報告書・活動計画書
〔メール送信〕
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2)ロータリーの友8月号推奨記事と関連記事のご紹介 ⇒ 8/7 配信
〔回覧資料〕
1)血液センターニュース(2020夏)