■会長の時間
【除夜の鐘】
いよいよ今年最後の例会となりました。今年一年皆さんいかがでしたでしょうか。
一年の最後の日のことを「大晦日」と申しますが、この大晦日には新年を迎えるにあたり古くからの恒例の行事がございます。
その中には、年越しそばがあり、除夜の鐘がございます。年越しそばは江戸期に始まったと言われていますが、除夜の鐘は平安の時代から始まったと言われています。ところで除夜の鐘は108つ突くと言われますが、108つの数の由来をご存知でしょうか。
108つの数の由来については諸説ありますが、一般には煩悩の数と言われています。煩悩とは「心を惑わし、身を悩ませる」もので、その煩悩には、眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)・意(い)の六根があると言われています。なお、身とは触覚を意味し、意とは知覚を意味するようです。そして、その六根のそれぞれに、好(こう:気持ちが好い)・悪(あく:気持ちが悪い)・平(へい:どうでもよい)があるので、18類となり、この18類それぞれに浄(じょう)・染(せん:きたない)の2類があって36類、この36類について前世・今世・来世の三世があることから、人間の煩悩の数は108となるのだそうです。
では、除夜の鐘のつき始めとつき終わりはいつなのかと言いますと、一般には、23時45分頃からつき始め、新年になってから最後のひと突きをするのだそうで、これは新しい年が煩悩に惑わされないようにという願いを込めてのことだそうです。
ところで、お寺の中には、参拝者に鐘をつかしてくれるところもあります。除夜の鐘をききながら、或いは、自ら鐘をついて、煩悩を払ってよい年を迎えたいものです。
今年一年、お世話になりました。それでは、みなさん、よい年をお迎えください。
【来客紹介】 |
0名 |
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【出席報告】 |
30年12月21日(第790回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
35名 |
0名 |
28名 |
7名 |
80% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)第4回理事会(12月理事会)の報告 2)年次総会資料