国際ロータリー第2660地区 片山 勉 ガバナー
2017-18年度 国際ロータリー会長 イアン・ライズリー氏が掲げるRIテーマ
「ROTARY: MAKING A DIFFERENCE」 ロータリー:変化をもたらす
「世界には120万人の会員がおり、その一人一人が独自の目標と優先を掲げ、独自の解釈でロータリーを理解しています。ロータリーにとって重要なことは、「どのような団体か」ではなく「何をしているか」です。過去112年間に、ロータリーは徐々に成長し、成熟し、会員と地域社会の変わりゆくニーズに対応しながら大きく変わってきましたが、根底にあるものは変わりません。それは奉仕を通じて地域社会と世界に変化をもたらしたいという願いであり、ロータリーはそれを実現できる人が集まった組織であるということです。
ロータリアンは、どのような奉仕の方法を選んでも、奉仕を通じて人々の人生に変化をもたらすことができます。各ロータリークラブが、それぞれ独自の奉仕の方法を選択することが重要であり、それが今年度のテーマです。」
【RI第2660地区ガバナー方針】
ガバナー方針は、このRI会長テーマをうけて『個性を活かし、参加しよう』と決めました。これはロータリーの基本理念と奉仕活動の充実と実践を表しています。
具体的目標
① 基本理念と奉仕活動の実践 ② 戦略計画(将来構想)の推進
③ 公益財団法人ロータリー米山記念奨学会財団設立50周年 ④ ポリオ撲滅
⑤ 公共イメージ向上
ロータリーの基本理念である「奉仕の理念」の根幹は、親睦と職業奉仕です。ロータリーはリーダーシップと人材育成の場であり、若い世代には人生が変わる機会であり、中堅世代には自己啓発の機会、年長世代には次の世代に伝える機会があるでしょう。
そして、ロータリーの奉仕活動は、年齢・性別・職業を異にする多様な会員が、各自の特性に応じて参加することに意味があります。例えば、若い世代は行動力、テクノロジー、情報力を活かし、中堅世代は知識、企画力、熱意を活かし、年長世代は経験、人脈、資金、時間を活かして、それぞれロータリーの奉仕活動に参加することができます。各ロータリークラブは、「魅力ある・元気のある・個性のある」クラブを目指して戦略計画(将来構想)を立案・推進してください。また、地域の特性やニーズに応じた奉仕活動を重点的に継続し、進化させ、ロータリーとは何か、何をしている団体なのかを地域社会に理解してもらうよう努めて下さい。
今年度 RI会長がロータリーの奉仕活動について繰り返し述べていることは「成果の見える化」と「成果の持続可能性」です。
ロータリアン・ロータリークラブの特性(個性)に応じた奉仕活動を行ううえで、この2点を考慮し、必要な手段と手続きをロータリーの主権者であるクラブが自主的に判断し、自らの責任において行動することです。
年次寄付年間目標
① ロータリー財団 年次寄付 1名あたり $150.- ② ポリオ撲滅 1名あたり $ 50.-
③ ベネファクター 各クラブ 1名 ④ 米山 1名あたり 30,000.-円
⑤ 会員増強 各クラブ 純増2名 ⑥ マイロータリー登録率 50% 以上
ロータリアン・クラブが光り輝き、皆様のご活躍が心にのこる一年になりますことを願います。