国際ロータリー第2660地区 松本 進也 ガバナー
【2016-17年度 RI会長方針】
改めまして、2016-17年度RI会長テーマは、“Rotary Serving Humanity”-人類に奉仕するロータリー- であります。
これは、「『人類への奉仕』という大きな目標に向け、リーダーシップを持ちうる会員を増やし、ポリオ撲滅をはじめ『世界でよいことをする』ため伝統を継承しよう。」という意味であります。
また、国際協議会で強調されたことが3点あります。
第一に、2016-17年度はロータリー財団100周年の記念すべき年にあたることでした。
第二に、2018年のポリオ撲滅目標年を控え、ポリオ撲滅についても強い言及がありました。
最後に、会員増強であります。ロータリー精神を有し、リーダーシップを兼ね備えた人材を必要とする。
とのことでありました。当方も全てを具体的目標に組み入れ、運営の要として参ります。
【2016-17年度 第2660地区ガバナー方針】
さて、先程申しましたRI会長テーマを受け、第2660地区2016-17年度ガバナー方針を “The Ideal of service”-ロータリーの根幹精神-と定めました。当該方針はロータリーの目的(以前は綱領と呼称)の第三項にも記載されています。
1920年、東京に我が国最初のロータリークラブを設立した米山梅吉氏は、‘The Ideal of service”の日本語訳の際、「奉仕の理念」ではなく、敢えて「サービスの理念」とされました。日本語の「奉仕」は自己犠牲の意味合いがあまりにも強く、”service“の本来の意味と合致しないからです。日本のロータリークラブの祖である米山氏の意を汲み、当方も原語をガバナー方針に採用した次第です。
【2016-17年度 第2660地区具体的目標】
2016-17年度の第2660地区における具体的目標を次の5項目と定めました。
1.“The Ideal of service”の基本理念の周知と実践
2.ガバナー月信のペーパーレス化によるITの促進
3.ロータリー財団100周年、ポリオ撲滅
4.戦略計画の推進
5.IM再編成
【我々の最終到達点】
また、RI会長はご講演の中で、我々ロータリアンを「ロータリーチーム」と呼びました。
そこで当方は我々を「チーム2660」と呼ぶことといたしました。
先人が築き上げられたこの伝統ある第2660地区を更に飛翔させるのは皆様の力の結集であります。
クラブと地区、学友会との交流による「相互的行為」を皆様自身も常に念頭におかれて、第2660地区3650人が
「チーム2660」として一丸となり、日本34地区を牽引する地区となることを願います。 (ガバナーの卓話より抜粋)