■会長の時間
【銀椀裏に雪を盛る】 見た目は同じだが違いはある
銀のお椀に雪を盛ると、どのように見えるだろうか。見渡す限りの大平原に雲が出ると、どのように見えるだろうか。
いずれも見た目は、雪一色とか雲一色のように見える。区別がつかない和合した状態を、普遍的・平等と言ったり、不二一如(二つではなく一つである)と言う。
ここで、よく考えてほしい。銀椀と雪、平原と雲、どちらも実は異なるもの、似て非なのだ。銀椀は雪になれないし、平原は雲になれない。逆もしかり。混じりあっても、しっかりと区別ができる。
ビジネスにおいても、表面的に同じように見えても、実は異なっていると見分けることが大切になる。
たとえば、これから取引をする二つの候補が同じように見えても、差異を見極めることが必要だということだ。
ものごとを見るときには、表面だけではなく奥行きのある見方をしたい。
【来客紹介】 |
7名 |
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【出席報告】 |
25年11月8日(第567回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
34名 |
2名 |
24名 |
8名 |
75% |
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