職業奉仕委員会 花谷 尚嗣 委員長
■クラブ職業奉仕委員長会の報告
去る9月8日に第1回クラブ職業奉仕委員長会議が大阪科学技術センターで開催され、出席してまいりました。
出席者は大阪地区全体から約110名で、秋山ガバナー補佐も参加されました。 以下、参考になったものを抜粋いたします。
●職業奉仕の現場では
サービスの概念をよく理解したうえで、社会のニーズを満たしていくことを責務と考えて実行するのが職業奉仕の基本である。
ロータリーの奉仕活動の実践は個人奉仕が原則であり、クラブが行う奉仕活動は、会員の訓練のための例示であり、会員個人の職業奉仕活動の手本であり補足的である。
よって何よりも会員各自が、その職業に関係するすべての人々の立場に立ち、高い倫理観をもって職業活動を行うことである。
●クラブにおける具体的な行動事例
①職業奉仕に関する情報を、年に3回ないし6回委員会が提供し、会員と共に話し合う。
②会員には、各自の職業紹介ではなく、職業倫理に照らしての成功例・失敗例など具体的に上げ、卓話・フォーラムで話し合い、事例集として残しておくと良い。
③ロータリーに関する勉強会を研修委員会(クラブ・地区)と協力して行う。
④会員の職業(専門的知見)を生かした奉仕(出前授業、職場体験、よろず相談等)を行う。
⑤職業奉仕月間には、クラブの職業奉仕委員長が自ら職業奉仕に関する卓話を行う。
●職業奉仕は事業発展の源 ロータリー活動の維持発展、人づくりに繋がる
会員は事業及び専門職業(医師、弁護士、税理士など)に携わる人々で、サービスの理念を基本として、適正な利益の向上を図ることが、会員の事業の発展・安定となり、ロータリークラブを維持し、ロータリークラブを発展させる前提でなければならない。
ロータリアンは日々の仕事に精魂込めて、一生懸命に務めることが肝要である。
●ロータリーが他の奉仕団体と異なる点は
「職業の道徳的水準を高めて、社会の役に立とうとする職業奉仕を根幹としている点であり、日常誰もが行える奉仕、事業の正しい繁栄の基礎につながるものなのである。
※追記
当日、講師をされた深川純一氏の職業奉仕講演集が「あわじ中央ロータリークラブ」のHPに記載されています。
※※追記
以下が職業奉仕になるかどうか分かりませんが、弊社での取り組みを一部ご紹介させていただきます。(写真付き資料をメールBOXに配布)
・クリーン運動
①毎朝、地域において「クリーン運動」を実施しております。
・職業体験
②保育園での工事にあたっては、園児たちに職業体験のひとつとして重機の見学会を実施し、園児にも先生方にも喜ばれました。
・作業所見学会
③作業中の現場においては各工程段階の様子を、他社のお客様のご要望により随時お招きして、見学会を実施しております。