■会長の時間
皆さま、こんにちは。本日は、ロータリー特別月間のテーマに沿ってお話しできればと思います。
3月は「水と衛生月間」です。毎年3月22日は、国連が定めた「世界水の日」であります。水が大切であること、きれいで安全な水が使えるようにすることの重要性について、世界中の人々と一緒に考えるための日となります。
日本では、どこでも透明で清潔な水を毎日飲むことができますが、世界では適切な衛生設備が利用できない人が、約25億人、安全な飲み水が与えられない人が、約7億人、さらに毎日約1,400 人の子どもたちが、劣悪な衛生環境と不衛生な水を原因とする病気で命を落としています。
国連のSDGsの目標6、「安全な水とトイレを世界中に」というテーマは、2030年までにすべての人に、水と衛生へのアクセスと、持続可能な管理を確保するというものです。
この目標に対するロータリーの活動は、井戸を掘るだけではありません。安全な水と衛生設備を提供した上で、衛生や伝染病予防に関する教育も行うことで、コミュニティ全体の生活を改善し、子どもたちの通学率を高めています。
当地区における活動を紹介しますと、大阪アーバンRCを含む3つのクラブ(パキスタンとカナダ)が提唱した、「安全な水とワクチン投与を通してパキスタンでのポリオ根絶を目指す」というプロジェクトがあります。
パキスタンでは、不衛生な水を媒介とする伝染病が人々の生命を脅かしており、ポリオもその一つです。
安全な飲水提供とポリオ感染防止を目的として、カラチという地域内の5か所 のスラム地域に、太陽光発電 浄水施設を設置する、グローバル補助金プロジェクトを実施されております。
1日8時間 稼働で、1時間当たり60-70ℓの浄水を可能にし、96,000人の人が恩恵を受けることが出来ました。
さらに、高速道路、鉄道駅などでポリオワクチン投与活動を行ったとのことです。
水と衛生は、ポリオ根絶をはじめとして、全ての7重点分野と密接に繋がっており、すべての分野で波及効果が期待されます。
当クラブでは、なかなか馴染みのないテーマかもしれませんが、特別月間にちなんで、マイロータリーの記事などご覧になって頂ければと思います。
【来客紹介】 |
3名 |
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【出席報告】 |
6年3月8日(第975回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
37名 |
0名 |
22名 |
15名 |
59.46% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)第9回理事会報告
〔メール送信〕
1)ロータリー囲碁同好(5/18-19)台湾国際大会のご案内 ⇒ 3/1 配信
2)ガバナー月信(3月号) ⇒ 3/5 配信
〔回覧資料〕
1)大阪大淀RCより創立50周年記念誌