■会長の時間
今週は何と言ってもリチウムイオン電池の開発に対する『ノーベル化学賞』の受賞でしょう。
スウエーデン王立科学アカデミーは9日、2019年ノーベル化学賞について、旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)、米テキサス大学のジョン・グッドイナフ教授(97)、米NY州立大学マイケル・スタンリー・ウイッティンガム教授(77)の3氏に授与すると発表した。
初期のリチウム電池は1970年代初めにウイッティング氏が開発し、その後グッドイナフ氏が正極にコバルト酸リチウムを利用する事でバッテリーの性能を高めた。これを基に吉野氏が正極の対になる負極として、炭素材料を採用する事を考案して電池の基本構造を確立して1985年に特許を出願した。
1991年にソニーが世界に先駆けて商品化し、ノート型パソコンや携帯電話等に採用され一時代を築いた。リチウム電池は世界中の人の生活を大きく変え、特に携帯電話はインフラ未整備の途上国にも普及して、インターネットの発展と世界の通信環境を変えた。また、自動車業界も一変させ、ハイブリッド車だけでなくEV車が登場して国際的な環境対応の流れも有り、需要が伸びる事が期待されている。
吉野氏の受賞時点で日本の受賞者は27名(米国籍2名を含む)で国別受賞者は第5位。
1901年に創設された「ノーベル賞」は、物理学、化学、生理学・医学、文学、平和、経済学の6賞でそれぞれ3人まで選ばれるが、日本人は経済学賞のみ受賞していない。
今後も人類の役に立つ研究開発が進み、特に若い人たちの活躍を期待しています。
【来客紹介】 |
1名 |
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【出席報告】 |
1年10月11日(第823回例会) |
会員総数 |
出席免除会員 |
出席会員 |
欠席会員 |
出席率 |
39名 |
2名 |
26名 |
11名 |
70.27% |
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【幹事報告】
〔メールBOXに配布〕
1)第4回理事会報告
2)米山豆辞典・米山特別寄付のお願い
〔メール送信〕
1)バザー商品についてのお願い ⇒ 10/7 配信
2)第40回大輪ゴルフ会 最終案内と組合せ表 ⇒ 10/9 参加者12名へ配信
3)ウエルカム例会(11/8)のご案内 ⇒ 10/10 配信
〔回覧資料〕
1)長崎・佐賀豪雨災害義捐金「募金箱」
2)「地区大会」第一日目・移動例会およびフレッシュロータリアン昼食会 出欠表